社会不安障害の患者さんは、その症状を自分の性格上の問題だと思って誰にも相談できず、1人で悩んでいることが少なくありません。そのため、患者さんの心の負担を軽減し、早めに受診できるようにサポートすることが大切です。
●悩みに共感しましょう
患者さんが不安や恐怖を感じていることに耳を傾け、共感する言葉を掛けましょう。自分に共感してくれる相手には次第に心を開き、悩みを相談してくれるようになるでしょう。
●無理をさせないようにしましょう
不安や恐怖による回避行動は、決して怠けているわけではありません。「頑張れ」などの励ましは、かえってプレッシャーを感じさせ、負担になってしまいます。また、患者さんが失敗して落ち込んでいるときなどに、無理に外出させることは避けましょう。
●それとなく受診を勧めましょう
自分の性格上の問題だと思っている患者さんは、なかなか受診しようという気持ちになれません。患者さんの悩みをよく聞いた上で、その症状が性格上の問題ではなく、社会不安障害という病気の可能性があることを教え、それとなく受診を勧めましょう。 |